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新規就農者は何に一番困っているのか?経営面・生活面の課題と今後の打ち手 2025
「新規就農者は、実際のところどんな点で一番困っているのか?」これは、新規就農を目指す人が本気で動き出す前に、必ず知っておくべき疑問です。 この記事では、全国農業会議所の『新規就農者の就農実態に関する調査(令和6年度)』のデータを使って、新規就農者が「経営面・生活面でどんな課題を抱えているのか」、そしてそこからどんな展望を持てるのかを、数字をベースに整理します。 1. 経営面の最大の課題は「資材費高騰」と「所得の低さ」 経営面の問題・課題を見ると、新規参入者・親元就農者ともに、トップは 「資材費等の高騰」 です。新規参入者で約6割、親元就農者では7割近くが挙げており、肥料・農薬・燃料・梱包資材など、ほぼすべてのコスト上昇が直撃していることがわかります。 2位は 「所得が少ない」 。こちらも両者ともに5割強と、かなり高い水準です。端的に言えば、 売上はそう簡単には増えない 一方で資材費がじわじわではなくドカンと上がっている という板挟みの構図です。 3位には 「自然災害」 が入り、新規参入者で4割、親元就農者で5割弱。台風・豪雨・高温・遅霜など、どの
ishikawa030
1 日前読了時間: 6分


生産者さんの年収、その数値を解読!
農家の皆さんの収入は、一体いくらなの? そんな疑問から、下記の資料を見てみました。 https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/noukei/ (農業経営統計調査/農林水産省) 2021年度、 日本の全農家さんの平均所得は125万4000円 だそう。 これは法人と個人全部をひっくるめた、全農家さんの平均農業粗収益1076万9000円から、平均農業経営費951万5000円を引いたもの。 えっ。 少ない??? と一瞬びっくりしますが、「平均」という言葉をしっかり認識しなければいけません。 ここには、定年後に畑を手入れしながら道の駅で安く野菜を販売するおじいちゃんおばあちゃんから、専業農家でやっている人、兼業農家のサラリーマン、企業として農業に携わる経営者や従業員すべてが含まれています。 農家は「どこでどんな形で行うか」によって、所得が全く違ってきます。 専業農家の年間所得は433万円くらい 個人経営の農家には、経営のスタイルが3つあります。 ①主業経営体/農業所得が主(農家所得の 50%以上が農業所得)で、1年間に
GREEN OFFSHORE info チーム
2023年7月6日読了時間: 5分
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