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登録日: 2025年11月17日

記事 (66)

2026年8月7日3
新規就農で失敗を防ぐには?就農地・年齢・家族構成のデータから考える就農計画の立て方
新規就農を考え始めると、多くの人は栽培する作物や収益性に目が向きます。しかし、経営を継続するためには、それと同じくらい「どこで始めるか」「誰と経営を支えるか」を具体的に考えることが重要です。 全国農業会議所の『新規就農者の就農実態に関する調査結果(令和6年度、令和7年3月公表)』を見ると、新規参入者と親元就農者では、就農地や家族構成、年齢などに明確な違いがあります。 これらは優劣ではなく、「経営設計の前提条件」が異なることを示しています。 就農地は「栽培適地」だけで決めない 新規参入者の就農地は、関東・東山が26.8%で最も多く、九州18.8%、東海10.5%が続きます。一方、親元就農者では東北26.4%、九州25.7%が中心となっています。 また、新規参入者の61.6%は、就農前と同じ地域ブロック内で就農しています。親元就農者でも57.3%が同様です。 この結果からは、多くの人が全国どこへでも移住しているわけではなく、生活圏や相談先、交通、家族との距離なども考慮して就農地を選んでいることがうかがえます。 一方で、なぜその地域を選んだかまでは、この調査だけでは分かりません。地域選...

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2026年8月5日5
異業種から農業参入する前に知りたい就農地・移住・家族構成の実態
新規就農を検討する際は、栽培する作物や導入設備だけでなく、「どの地域で始めるか」「移住するか」「誰が日々の作業を担うか」を具体化する必要があります。農地や施設が確保できても、住居、家族の生活、販路、通勤、相談先といった条件が整わなければ、事業計画どおりに運営できない可能性があるためです。 本記事では、一般社団法人全国農業会議所・全国新規就農相談センターが2025年3月に公表した『新規就農者の就農実態に関する調査結果-令和6年度-』をもとに、新規参入者と親元就農者の属性を比較します。 就農地域の違いは、就農経路の違いを示している 新規参入者の就農地は、関東・東山が26.8%で最も高く、九州18.8%、東海10.5%が続きます。東北と近畿はいずれも9.7%、中国は8.0%、四国は6.0%、北海道は5.6%です。 一方、親元就農者は東北26.4%、九州25.7%で、両地域を合わせると半数を超えます。次いで関東・東山13.7%、四国11.7%となっています。 親元就農者では、就農前住所が関東・東山だった人は29.1%ですが、実際の就農地が関東・東山だった人は13.7%です。この差から地域...

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2026年7月31日4
人材不足に強い農業経営とは?令和6年新規就農者調査から考える持続可能な農場づくり
人材確保は経営リスクの一つになっている 近年、多くの農業経営体で共通する課題の一つが人材不足です。収穫期や繁忙期だけ人手を確保することが難しくなっただけでなく、長期的に働く人材を育成・定着させることも重要な経営課題になっています。 こうした状況を考えるうえで参考になるのが、農林水産省が公表した「令和6年新規就農者調査結果」です。この調査では、農業経営体に新たに雇用された人が、どのような就業状態から農業へ入ってきたのかが示されています。 対象は「新たに雇用された者」であり、新規就農者全体の傾向を示すものではありません。しかし、現在の採用市場を理解するための重要な資料といえます。 農業経験者だけでは人材は集まらない 調査結果では、「農業以外に勤務」していた人が7,310人と最も多くなっています。 一方、「農業法人等に勤務」は1,740人、「学生」は1,640人、「自営農業」は1,060人、「家事・育児・その他」は820人、「農業以外の自営業」は410人でした。 この結果から分かるのは、農業法人の採用は、農業経験者だけで成り立っているわけではないということです。...

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