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【新規就農】「何を育てるか」だけで決めていない? 5年以上続く農業者が研修先選びで重視したこと
「あこがれのトマト農家になりたい」「ぶどう栽培で独立したい」 新規就農を目指すとき、まず「何の作物を育てるか」から考えるのは自然なことです。しかし、就農後の現実は想像以上にシビアです。長く経営を続けている先輩農家たちは、準備段階である「研修先選び」の時点で、ある意外なポイントを重視していたことが明らかになりました。 今回は、令和6年に公表された就農実態調査のデータをもとに、就農の先輩たちが「何を見て研修先を決めたのか」を分析し、長く続く農業経営のヒントを探ります。 ■多くの就農者が重視するのは「実践的な学び」と「希望作目」 就農前の研修は、技術習得のための最も重要なステップです。 調査によると、直近(就農後1・2年目)の新規就農者が研修先を選んだ理由として最も多かったのは、 「実践的に経営や技術が学べると思ったから(25.0%)」でした。次いで「希望作目の研修ができるから(20.2%)」 、**「就農相談センターに勧められたから(19.0%)」**と続きます。 この結果からは、最近の就農者が「自分の作りたい作物」だけでなく、「経営や技術を実践的に
ishikawa030
1月9日読了時間: 3分


1年未満で就農する人は◯割。年齢別データが示す“準備期間のリアル”
「農業を始めたい」と考えてから、実際に就農するまでにどのくらい時間がかかるのか。これは、新規就農を目指す人の多くが最初に抱く疑問だろう。 この記事では、全国農業会議所の「新規就農者の就農実態に関する調査」データを使って、新規就農者が「準備期間のリアル」を数字で整理します。 ■1年未満で就農する人は どの年代でも2〜3割いる まず目に付くのは「1年未満で就農した人」の多さだ。 29歳以下:28.4% 30~39歳:24.7% 40~49歳:20.6% 50~59歳:22.2% 60歳以上:25.6% 最も多いのは29歳以下の若者だが、若者だけが即断即決で動くわけではない。60歳以上でも4人に1人が1年以内に就農しており、「短期決断組」は全年代に一定数存在している。 ■ 一方で、「5年以上かかった人」はどの年代も1割前後 次に目立つのは、準備期間が極端に長い層が少ないことだ。 29歳以下:8.8% 30~39歳:9.4% 40~49歳:10.1% 50~59歳:8.3% 60歳以上:11.6% “10年近い準備が当たり前”といったイメージを持つ人もい
ishikawa030
2025年12月12日読了時間: 3分


新規就農×親元就農:実家の農業を「継いだ理由」トップ4をデータで読み解く
「親が高齢で後継ぎがいない」が6割弱という現実 実家の農業を「継いだ理由」をデータで読み解いてみましょう。 実家を継いだ理由で最も多かったのが、 「親が高齢で、ほかに継ぐ人がいない」──58.2%。 この項目だけが突出しており、前向きなキャリア選択というより、 “自分が継がなければ終わる”という状況での承継が中心 になっているのが実態です。 調査では、親元就農者が複数回答で選んだ理由のうち、次の4項目が特に高い割合を占めています。 親が高齢で後継ぎがいない:58.2% 継承する選択肢があった:34.5% 経営が順調だった:11.3% 担い手不足で依頼された:3.6% ここから、それぞれの理由の背景を見ていきます。 1位:親が高齢で後継ぎがいない(58.2%) この理由が圧倒的に多いことは、親元就農の構造を象徴しています。 親が高齢で経営の継続が難しい 兄弟姉妹が地元にいない 農地を放置できない 家業として途切れさせたくない こうした状況が積み重なり、 本人の意思よりも“家族の事情”が優先される継承 が多くなっています。 2位:継承する選択肢があっ
ishikawa030
2025年12月10日読了時間: 2分


新規就農者はどこで1番苦労する?就農時に苦労したことトップ8
新規就農の相談現場では、「家族の反対が心配」「情報が少なくて不安」といった声がよく出てきます。しかし、実際に就農した人たちに「就農時に何で1番苦労しましたか?」と聞くと、イメージとは少し違う結果が見えてきます。 この記事では、全国農業会議所の「新規就農者の就農実態に関する調査」データを使って、新規就農者が「就農時に苦労したこと」を数字で整理します。 ■新規就農者が就農時に苦労したことトップ8 最新調査(2021年)の結果を、上記の図で示しましたが、割合の高い順に並べると次のようになります。 農地の確保: 72.8% 資金の確保: 68.6% 営農技術習得: 57.7% 住宅の確保: 23.3% 地域の選択:17.1% 相談窓口さがし:15.0% 家族の了解:11.5% その他:11.1% まず図から読み取れるのが、「農地の確保」と「資金の確保」は7割前後の人が挙げています。要するに、多くの新規就農者にとって 農地とお金はほぼ“共通の苦労” になっている、ということです。 3位の「営農技術習得」も57.7%と半数を超えており、ここまでが明確に“別格
ishikawa030
2025年12月3日読了時間: 4分


新規就農者は何に一番困っているのか?経営面・生活面の課題と今後の打ち手 2025
「新規就農者は、実際のところどんな点で一番困っているのか?」これは、新規就農を目指す人が本気で動き出す前に、必ず知っておくべき疑問です。 この記事では、全国農業会議所の『新規就農者の就農実態に関する調査(令和6年度)』のデータを使って、新規就農者が「経営面・生活面でどんな課題を抱えているのか」、そしてそこからどんな展望を持てるのかを、数字をベースに整理します。 1. 経営面の最大の課題は「資材費高騰」と「所得の低さ」 経営面の問題・課題を見ると、新規参入者・親元就農者ともに、トップは 「資材費等の高騰」 です。新規参入者で約6割、親元就農者では7割近くが挙げており、肥料・農薬・燃料・梱包資材など、ほぼすべてのコスト上昇が直撃していることがわかります。 2位は 「所得が少ない」 。こちらも両者ともに5割強と、かなり高い水準です。端的に言えば、 売上はそう簡単には増えない 一方で資材費がじわじわではなくドカンと上がっている という板挟みの構図です。 3位には 「自然災害」 が入り、新規参入者で4割、親元就農者で5割弱。台風・豪雨・高温・遅霜など、どの
ishikawa030
2025年11月26日読了時間: 6分


新規就農でイチジク栽培はアリ?噂の「手軽さ」と成功への道を深掘り考察
新規就農者が注目するイチジク栽培の「手軽さ」を検証します。植え付け2年目からの収穫が可能で、単位面積当たりの所得が高く(時給換算1,341円/10aのデータあり)軽作業が多い点が魅力です。一方で、イチジクは雨に非常に弱く、雨よけ施設(低コストで1年程度で投資回収できる事例も)や精密な水分管理が安定生産の鍵となります。GO SWITCHやあぐりログなどのスマート農業技術(IoT活用)は、経験の浅い生産者がデータに基づいた適切な水管理を実現し、収量増を目指す成功への道筋を強力にサポートします。

GREEN OFFSHORE info チーム
2025年11月25日読了時間: 14分


農業従事者の年収構造を深掘り!サラリーマンとの違いと収入を上げる具体的な戦略
農業は日本の経済において重要な役割を果たしていますが、その収入構造についてはあまり知られていないことが多いです。サラリーマンの平均年収や中央値の話題を参考にしながら、農業分野の年収について深掘りしていきます。 過去記事「 生産者さんの年収、その数値を解読! 」でも触れられたように、農家の年収には特有の特徴があります。本記事では、農業分野の平均年収と中央値、収入の変動要因、 年収を上げるための具体的な戦略 について詳しく解説します。 農業風景の一コマ 農業分野の平均年収と中央値の違い まず始めに、農業分野における平均年収と中央値について説明します。平均年収は、全体の収入を人数で割った数値ですが、データの中に極めて高収入の農家が含まれていると、平均値が引き上げられてしまう可能性があります。一方、中央値は収入の配列の真ん中に位置する数値であり、意外と実態を反映していることが多いです。この違いを理解することが、農業の実態を把握するために重要です。 平均値と中央値の違い 中には、農業に従事する多くの方々が年収を高めるために努力しており、例えば、特定の作物を

GREEN OFFSHORE info チーム
2025年11月17日読了時間: 5分
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