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農業の灌水、タイマー任せで大丈夫?天候に合わせて水やりを変える方法

21 時間前
読了時間: 5分

施設園芸では、タイマーを使って灌水している農場も多くあります。

例えば、

「朝8時に10分」

「昼12時に10分」

「夕方に5分」

といった設定です。

一度設定してしまえば毎日自動で動いてくれるため、非常に便利です。

しかし、ここで一つ問題があります。

晴れている日も、曇っている日も、同じ量の水を与えてよいのでしょうか。

作物が必要とする水分量は、毎日一定ではありません。

日射が強い日は蒸散量が増えやすく、曇天や雨天では水の消費量が少なくなることがあります。

それにもかかわらず、毎日まったく同じ灌水を続ければ、実際の環境と水やりが合わなくなる可能性があります。


■タイマーは便利。でも「天気を見て判断」はしてくれない

一般的なタイマーの役割はシンプルです。

設定した時間になったら、

ON↓一定時間経過↓OFF

という動作を繰り返します。

つまり、

「今日は非常に暑い」

「今日は朝から曇っている」

「午前中は晴れたが午後から雨」

といった状況までは判断してくれません。

そのため、実際には農家自身が天候を見ながら、

「今日は少し多めにしよう」

「今日は止めよう」

と調整することになります。

自動化しているように見えて、最後の判断は人間が毎日行っている状態です。


■水をやりすぎても、少なすぎても困る

灌水では、

「不足しなければ多めでいい」

とは限りません。

水を与えすぎれば、

・根域の過湿・肥料成分の流亡・排液量の増加・病害リスク

などにつながる場合があります。

逆に不足すれば、

・萎れ・生育停滞・品質低下

などにつながる可能性があります。

重要なのは、

毎日同じ量を与えることではなく、その日の環境に合わせること

です。


■「時間」ではなく「日射」を基準にする考え方

そこで使われる考え方の一つが、日射量に応じて灌水する方法です。

日射が強い↓作物の蒸散が増える↓必要な水分量も増える

日射が弱い↓水の消費が少ない↓灌水量を抑える

という考え方です。

GREEN OFFSHOREのGO SWITCH / GO SWITCH+では、日射量に応じた比例灌水に対応しています。また、日射センサーだけでなく、「このあとてんき」の予測情報を利用する構成も用意されています。

これにより、

「何時になったから水をやる」

だけではなく、

「どれだけ日射を受けたか」を見て水をやる

という運用が可能になります。


■一度にたくさんではなく「少量を何回も」という方法もある

灌水には、

朝にまとめて大量に与える

という方法だけでなく、

少量の水を複数回に分けて与える

という考え方もあります。

特に日射が強い時間帯に合わせて細かく灌水できれば、作物の吸水状況に合わせやすくなります。

GREEN OFFSHOREでは、積算日射量をもとに、日中に複数回の細かな灌水を行う制御を実装しています。

従来型タイマーでは設定間隔に制約がある場合でも、後付け制御によってより細かな灌水を行えるケースがあります。実地運用では、既存タイマーの制約を補い、高頻度な灌水を実現した例もあります。   


■水圧の問題で「全部同時に灌水できない」農場もある

もう一つ、現場でよく起こる問題があります。

それが水圧です。

ハウス全体を一度に灌水すると、

「奥まで十分に水が届かない」

「圧力が足りない」

ということがあります。

そこで、圃場を複数の系統に分けて、

1系統目↓2系統目↓3系統目

というように順番に灌水する方法があります。

GO SWITCH / GO SWITCH+では、このような複数系統を順番に動かす「リレー灌水」にも対応しています。 

これにより、水圧の制約がある圃場でも、複数系統を順番に動かす運用を自動化できます。


■今ある灌水設備を全部交換する必要はない

ここで重要なのは、

「高度な灌水をするには設備をすべて交換しなければならない」

とは限らないことです。

GO SWITCHは、既存設備や既存制御盤を活用しながら、後付けで制御を追加することを前提とした構成です。   

例えば、

既存のポンプ既存の配管既存の灌水制御盤

を残しながら、制御部分だけを追加できるケースがあります。


■「時間を決める灌水」から「環境に合わせる灌水」へ

従来型のタイマー灌水は、決して悪い仕組みではありません。

設定が簡単で、安定して動作するという大きなメリットがあります。

しかし、

「毎日同じ条件で水をやる」

という運用には限界があります。

これから灌水を見直すなら、

時間+日射+土壌水分+天候予測

といった情報を組み合わせ、

環境に合わせて水やりを変える

という考え方があります。


■いきなり完全自動化しなくてもいい

重要なのは、最初から高度な制御をすべて導入することではありません。

例えば、

まず遠隔操作だけ導入↓スケジュール灌水へ移行↓日射比例灌水を追加↓必要に応じて土壌水分センサーを追加

というように、段階的に進めることができます。

GO SWITCHでは手動運転、スケジュール運転、日射比例運転、土壌水分運転などを組み合わせられる構成になっています。

最初から高額な環境制御設備を導入するのではなく、

今困っている灌水作業から一つずつ改善する

という方法です。


■GREEN OFFSHOREのスマート農業ソリューション

GREEN OFFSHOREでは、既存の農業設備を活用しながら、灌水や換気設備を後付けで遠隔化・自動化するソリューションを提供しています。

GO SWITCHでは、灌水設備の遠隔操作、スケジュール運転、日射比例灌水などに対応しています。

また、側窓の遠隔操作や温度制御には「GO SWITCH+(側窓モデル)」があります。

GO SWITCH+(側窓モデル)https://www.greenoffshore.jp/goswitch2

さらに、日射量・気温・降水量・湿度・風速などの予測情報を確認できる「このあとてんき」も提供しています。

「GO SWITCH」は、農業向けに特化した自動化サービスです。私たちのサービスを利用することで、効率的な農業管理が可能になります。今すぐ資料請求をして、あなたの農業を次のステージへ進めましょう!サービスページをご覧いただき、詳細をご確認ください。

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