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新規就農における研修先選択の特徴
新規就農を検討する際、多くの人が最初に直面する課題の一つが「どこで研修を受けるか」という問題です。農業は自然条件に依存する産業である一方、経営判断や市場対応が求められる事業でもあり、就農前の研修内容はその後の経営に大きな影響を与える可能性があります。 本稿では、公的調査データを基に、就農時の年齢別に研修先を選択した理由の違いを整理し、そこから見える就農準備段階の特徴について考察します。 年齢によって異なる研修先選択の基準 研修先を選ぶ理由は、就農時の年齢によって一定の傾向が見られます。 特に50代(50〜59歳)では、「実践的に経営や技術が学べると思ったから」という理由が30.8%と、他の年代に比べて高い割合を示しています。この世代では、セカンドキャリアとして農業を選択するケースが多く、比較的短期間で独立を目指す必要があります。そのため、実践的な経営技術や即戦力となる技能の習得を重視する傾向が強いと考えられます。 一方、60歳以上の層では「希望作目の研修ができるから」が41.7%と最も高い割合を占めています。この結果は、定年後の活動として農業に取
ishikawa030
6 日前読了時間: 3分


「知らなかった」で150万円を逃すな。親元就農こそ活用すべき資金支援の実態
「実家が農家だから、施設も機械もある。就農時の資金繰りはなんとかなるだろう」 もしあなたがそう考えているなら、それは危険な「思い込み」かもしれません。 全国農業会議所が公表した最新の「新規就農者の就農実態に関する調査結果(令和6年)」からは、同じ親元就農者であっても、制度をフル活用して賢く代替わりする人と、情報不足で数百万円規模の損をしている人に二極化している実態が浮かび上がってきました。 今回は、親元就農者に絞ったデータ分析を行い、資金調達のリアルと「落とし穴」について解説します。 ■親元就農者の3割超が「制度を知らなかった」 まず、もっとも衝撃的なデータから見ていきましょう。親元就農者が公的資金(就農準備資金・経営開始資金)を受給しなかった理由についてです。 「給付要件を満たさなかった(51.7%)」が最多であることは想定内ですが、問題は第2位です。 なんと、**「就農準備資金・経営開始資金を知らなかった(34.5%)」**という人が3人に1人以上も存在します。 経営開始資金は、要件を満たせば年間最大150万円が給付される制度です。「親元だか
ishikawa030
2月4日読了時間: 3分


「スマート農業」なんて勉強しなくていい。「親父からの電話」と「スマホのリモコン化」が教えてくれた、導入の本当の価値
「スマート農業」。 この言葉を聞いて、ワクワクする生産者さんはどれくらいいるでしょうか? 正直なところ、「難しそう」「お金がかかりそう」「メーカーや行政が売りたいだけの言葉じゃないか」と、身構えてしまう人の方が多いのではないでしょうか。 多くのセミナーや研修では、最初に「データ活用の意義」や「センサーの仕組み」といった理論から入ります。しかし、これは自動車教習所で 「エンジンの燃焼の仕組み」 から教えるようなもの。そんな小難しい話をされたら、誰だって運転席に座るのが嫌になります。 私たちが提案したいのは、理論や勉強は一旦忘れて、もっと単純で、もっと個人的な動機から始めることです。 実は、スマート農業の入り口は「スマホという最強のリモコンを手に入れる」こと、ただそれだけでいいのです。 「勉強」より「快感」。若手に響くのはどっち? 各地の農業試験場の方々と話していると、非常に面白いフィードバックを頂きます。 「若い就農者や後継ぎに一番響くのは、『データ分析で収量アップ』という話じゃないんです。『 スマホで家からハウスを操作できる 』という点なんです。

GREEN OFFSHORE info チーム
1月22日読了時間: 5分
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