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新規就農は“借金前提”なのか? 就農直後の資金不足と借入実態
「 就農して何年目の人が、どれほど資金を借りているのか? 」これは、新規就農を目指す人が早い段階で抱える根源的な疑問でしょう。 全国農業会議所の「新規就農者の就農実態調査(令和6年度)」を基に、本記事では “就農後の経過年数” に注目して資金状況の実態 を整理します。表向きには「支援制度が整っている」と言われる新規就農ですが、数字を見ると 初期の資金不足の深刻さ がはっきり浮かび上がります。 ■1. 就農直後(1・2年目)は最も借入依存が強い まず、就農後の期間別の「資金を借り入れた割合」は次の通りです。 1・2年目:61.3% 3・4年目:50.8% 5年以上:53.1% 特に 就農1~2年目の6割超が借金スタート という点が重い数字です。農業を始めた直後新規就農は“借金前提”なのか? 就農直後の資金不足と借入実態は、設備・資材・圃場整備など支出が集中し、自己資金だけで乗り切ることは難しい構造にあります。 また、3~4年目で借入割合が一時的に低下しているものの、5年以上経過しても 半数以上が借入を利用 しており、「軌道に乗ったら借金から
ishikawa030
2月27日読了時間: 3分


「生計が立たない」が6割以上? 稼げる作目と厳しい現実の分かれ道
「自然の中で自分らしく働きたい」「食を支える仕事がしたい」。 そんな想いで農業の世界に飛び込む人は少なくありません。しかし、就農相談の現場でよく耳にするのは、「実際に始めてみたら、思った以上に稼げない」「貯金が底をつきそうだ」という切実な声です。 農業は自然相手の素晴らしい仕事である一方、シビアな「経営」でもあります。 今回は、全国農業会議所が公表した最新の「新規就農者の就農実態に関する調査結果」をもとに、先輩就農者たちが直面した 「生計が成り立つまでの年数」 と 「作目ごとの厳しさ」 をランキング形式で確認していきます。 これから就農を考える方が、理想と現実のギャップに苦しまないよう、まずはデータから見える「リスクの所在」を押さえておきましょう。 【現実①】「生計が成り立っている」のは半数以下? 作目による残酷な格差 まず直視すべきは、「農業だけで食べていくことの難しさ」です。 調査によると、就農後に農業所得だけで生計が成り立っている人の割合は、作目(育てる作物)によって大きな開きがあります。 以下の図は、主な作目別に「生計が成り立っている割合
ishikawa030
1月23日読了時間: 4分


小笠原諸島の農業の現状と未来への可能性
東京から約1,000km離れた小笠原諸島(父島・母島)の農業は、台風や離島特有の高い輸送費、複雑な農地所有関係、高齢化といった多くの課題に直面しています。生産額の約5割を占めるパッションフルーツ やミニトマトの栽培を基幹とする亜熱帯農業について、高付加価値作物への移行志向や、液肥の少量多頻度施用などの研究の様子などを伝えています。またGO SWITCHなどのIoT技術を用いた遠隔管理・省力化 を通じて、厳しい環境下で未来を切り拓く可能性を探っています。
Mitsuyoshi Oki
2025年11月20日読了時間: 11分
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