北海道農業の課題に挑む、水稲育苗の新ソリューション始動
- GREEN OFFSHORE info チーム
- 9月25日
- 読了時間: 3分
GREEN OFFSHORE、遠隔自動制御システム「GO SWITCH」の実証実験を開始
GREEN OFFSHORE株式会社は、STARTUP HOKKAIDO実行委員会が主催する「Local Innovation Challenge HOKKAIDO」にて、弊社の提案が採択されたことをお知らせします。今回の採択を受け、北海道の広大な農業を支える水稲育苗向けに、遠隔自動制御システム「GO SWITCH」を活用したソリューションの実証実験を開始します。
現場の多大な労力を削減
現在、水稲育苗の現場では、苗の管理に多大な労力がかかっています。特に北海道のような大規模農業地域では、広い育苗ハウス内の温度や湿度管理、適切な灌水作業は膨大な手間と時間を要します。これらの作業は生産者の大きな負担となっており、効率化が求められていました。
GO SWITCHで水稲育苗の常識を変える
この課題に対し、弊社が施設園芸向けに提供してきた遠隔自動制御システム「GO SWITCH」およびクラウドサービス「HouseKeeper」の技術を応用します。スマートフォンから灌水やハウスの窓開閉などを遠隔・自動制御できるこのシステムを、水稲育苗向けに展開します。
【このソリューションで実現すること】
作業の省力化: 育苗ハウス内の環境管理を自動化し、生産者の作業負担を大幅に軽減します。
管理の最適化: 適切なタイミングでの灌水や温度調整が可能になり、苗の生育を安定させます。
効率的な大規模管理: 点在する育苗ハウスをどこからでも一括で管理できるため、大規模農家でも効率的な運営が可能となります。
実証実験でサービスを確立
今回の実証実験では、北海道の厳しい気候条件や大規模な農業環境に対応できるか検証し、サービスの精度を高めます。現場からのフィードバックを基に、より使いやすく、より価値のあるソリューションとして確立することを目指します。
今後も、北海道の農業生産者の方々と連携を深めながら、現場に寄り添った製品開発を進めてまいります。
【農業遠隔自動制御システム「GO SWITCH」について】
「GO SWITCH」は、スマートフォンひとつで灌水や窓開閉などを遠隔操作できる農業向けのリモート制御スイッチサービスです。
専用のリモートスイッチを設置し、スマートフォンでハウス内の状況を確認・制御
いつでもどこでも農地の状態を把握し、必要な時に必要な作業を遠隔で実行
シンプルで使いやすく、導入しやすい
【当社について】
当社は、農業向けのクラウドサービスを提供する会社として2022年6月設立しました。 スマートフォンを用いて灌水の指示や環境センサと連携し、自動的に灌水を行うシステムを開発、運用中です。
「あらゆる農業用ビニールハウスをシステム化すること」、「農業をよりクリエイティブに革新すること」を目指し、段階的にシステムを開発中です。
名称 : GREEN OFFSHORE株式会社
代表者 : 沖 光芳 (おき みつよし)
設立 : 2022年6月
所在地 : 浜松市中央区鍛冶町319-30 中村ビル2階
ホームページ : https://www.greenoffshore.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
GREEN OFFSHORE株式会社
広報担当
Email: info[at]greenoffshore.jp